【新型ランドクルーザー250発表】 プラドの名称は廃止し、原点回帰を開発コンセプトに

2023年8月2日にランドクルーザー250が世界初公開されました。日本では、ランドクルーザープラドとして販売されていたライトデューティーモデルですが、プラドの名前を廃止して、ランドクルーザー300やランドクルーザー70と同様に、ランドクルーザー250となるそうです。

数年前まで、150系プラドに乗っていたので、今回のフルモデルチェンジは非常に気になっていました。子供がもう少し大きくなったら中古でプラドを買おうかとか画策しているくらい気になっています。

今回は、公開されたランドクルーザー250の情報やワールドプレミア等について思った事を書いていきます。

新型ランドクルーザー２５０ 主な特徴

300系と同じGA-Fプラットフォームを採用

ランドクルーザー250（以下、250系）は、ランドクルーザー300と同じGA-Fプラットフォームが採用されて、悪路走破性が大幅に向上しています。

300系と同じプラットフォームなのは凄いね

150系プラドと比較して、フレーム剛性が+50%向上して、車両全体の剛性は+30%向上しています。剛性が向上すると、車内に振動が伝わりにくくなり、乗り心地が良くなります。剛性の向上により、操縦のしやすさや、快適性が向上します。

性能向上に繋がるシステムの採用

一つ目は、電動パワーステアリング（EPS）。オフロードでのハンドル取られ低減や、低速時の取り回し性が良くなるようです。車体が大きくてタイヤも太いため、低速時のハンドル操作は重くて大変でしたが、これで解消されるかもしれません。

オモステ解消してるのかなぁ～

二つ目は、SDM（Stabilizer with Disconnection Mechanism）。こちらは、トヨタブランドでは初採用だそうです。スイッチ操作でフロントスタビライザーの状態を切り替えることが出来るそうです。オフロードの悪路走破性・乗り心地とオンロードの操縦安定性を両立することが出来るようになるので、１台で２種類のキャラクターを味わえることでしょう。

多彩なパワートレーンだが、日本は見捨てられたか…

250系のパワートレーンは以下の５種類のパワートレーンが採用されます。

５種類もパワートレーンがあるのに、日本導入予定は、表の下２つだけで、現行プラドからパワートレーンはほぼ変更なしです。2.4Lガソリンターボとかちょっと気になるのに…

ハイブリッドは、ガソリン・ディーゼル両方とも、日本には未導入予定になっています。ただ、プレスリリースに記載されている表の仕向け地には、「（予定）」と書かれています。プラドが120系から150系にフルモデルチェンジした時も、パワートレーンはキャリーオーバーしていたので、まずは現行プラドと同様のパワートレーンで販売して数年後のマイナーチェンジで、パワートレーン追加したりするかもしれないですね。

即買いじゃなくて、ちょっと待つのもアリかもね

日本でランドクルーザーの質実剛健がフルに活用される道は、かなり少ないと思うので、ハイブリッドの追加はありそうな気がします。値段は300系のベースグレードを超えてきそうですが…

現行プラドよりサイズアップ

サイズは、以下の様になっています。

現行プラドに比べて全体的にサイズアップしています。長さも幅も約10cmぐらい大きくなっています。サイズは大きくなっていますが、ミラー全幅は現行プラド以下となっていて取り回し性は確保されているみたいです。

デザインについて

フロントデザインは、まさかの角目と丸目の２パターン用意されていました。そして、YouTubeのランクルチャンネルで公開されているアフタートークによると、ライトは購入後でもディーラーで交換が出来るらしいです！角目のライト下がちょっと無駄な空間に見えたのは、角目と丸目のサイズを合わせる為の調整スペースですね。

個人的には、丸目推し
ディフェンダーそっくりだけど…

外観は、水平基調の角ばったデザインになっていて、いかにもRV車って感じで好感が持てます。フェンダーの張り出し具合が力強さを発揮しています。また、フロントバンパーは複数の部品に分かれていて、破損時に部分的に交換する事ができる様な仕組みらしいです。ちょっと擦っただけでフロントバンパー全交換だと、サイズが大きいから値段も高くて痛い出費なんですよね。

ボンネントは、中央部分が低く、サイド部分が高くなっているので、フロントの視認性も確保しつつ、車両感覚が掴みやすいデザインとなっています。

バックドアは150系までの横開きから、上開きに変更になっているみたいです。TOYOTA USAの動画でちょっとだけバックドアを開けてるシーンが映ってました。（下の動画の4:57辺り）ここの変更は、結構嬉しいですね。あれ、もしかして、GXで上開きだったのみんな知ってた？知らなかったの私だけ？？

先進安全性能

最新のトヨタセーフティセンスが採用されます。カメラやセンサー等色々なものが付いてお値段もドンドン上昇していきます。でも、事故を防げるなら保険を掛けると思えば安いもんかもしれないですね…

ワールドプレミアについて色々

ワールドプレミアの動画です。まだ見ていない方はどうぞ。

ランドクルーザー70 今度はカタログモデルだよ

ワールドプレミアが始まって、ランクルのヒストリーとかが語られる中、さらっとランドクルーザー70モデルチェンジと日本導入が紹介されました。

ランドクルーザー70は、ヘビーデューティーモデルということで、優れたオフロード性能を保有しています。フロント以外は、現行70と変わらない感じがしますが、変わらない事が大事なんです！

パワートレーンは環境性能等の関係で変更するしかないとしても、それ以外の走る・曲がる・止まるに関わる部分はなるべく変えない様にしているそうです。現行や旧型の70から部品を持ってきて修理したりできる様にするためだそうです。これ、もしかすると、逆も出来るんですかね？現行や旧型の70系乗ってて、新型のパーツが流用出来たりしたら70最強ですね。

凄いサラッと、70継続販売をぶち込んできたよね

前回は、期間限定の販売でしたが、今回からはカタログモデルとして継続販売されるそうです。

ランクルの新たな「魂」

250系の開発コンセプトは「原点回帰」。250系は、未来への足掛かりとなるクルマをつくるために、ランクルの存在意義や真の価値を見つめ直して、揺るぎないランクルの信念をカタチにしたものです。

ワールドプレミアで語られたランクルの魂である５つのポイントは、「命をあずかる堅牢性」「新たな選択肢」「極限での直観操作」「機能美こそ、究極の美」「ランクルがアメリカに帰ってくる」。

ん？最後だけ変じゃない？魂じゃないよね？

ランクルファミリーのワールドプレミアが日本で開催されるのは初だったみたいですが、「新たな選択肢」で説明されたランクル初のハイブリッドも新たなパワートレーンも日本には導入されない予定だし、最後の「アメリカに帰ってくる」は日本全く関係ないどころか、生産量によっては全然日本で買えないなんて事になりそうで、ちょっと何言ってるか分からないですよね。

「極限での直観操作」に関しては、日本で極限の状態になる事は稀でしょう。「命をあずかる堅牢性」も日本では、事故や災害時ぐらいしか発揮されなさそうですね。

そうなると、日本に居て一番重要なのは「機能美こそ、究極の美」ですかね。個人的に250系のデザインは、大好きです。LEXUSのGXもカッコイイと話題になっていましたが、私としては250系の勝ちですね。丸目が意外とオシャレでイイ。

ワールドプレミアよりランクルチャンネル

この記事を書こうと思って、ネット見たら、YouTubeのランクルチャンネルでワールドプレミアのアフタートークのライブ配信が公開されていたので見たんですが、ワールドプレミアよりランクルチャンネルのが良かったです（笑）

アフタートークと250系、70系の紹介動画が公開されているので、ワールドプレミアで車全然見れなかったよって人はランクルチャンネルをみると良いでしょう。開発に携わった方が出てるので面白いですよ。

ライト交換できるとかはランクルチャンネルで話題が出ていました。

下の動画は、250系をユックリ見たい人向けです。

ランドクルーザー250発表　まとめ

もうね、欲しい。その一言。買うだけの余裕があったら、即買いたい。

プラドは海外ではランドクルーザー150で販売されていたので、海外での名称に統一されました。そして、パワートレーンの仕向け地の予定等を総合しても、やはり日本は重要視されていない様な気持ちになってしまいますね。

でもまだ、仕向け地は予定です。予定は未定です。実際に発売されるまで分かりませんし、数年後には状況が変わるかもしれません。まずは24年の発売アナウンスを待ちましょう！

車好きだけど、ここ最近発表された車で「欲しい！」って思える車がなかったので、ブログで車ネタを扱う事なかったのですが、250系は好みドンピシャど真ん中だったので、思わず記事にしちゃいました。子育てが一段落したら、中古でも探しますかね…

新たな情報を入手したら、ちょこちょこ更新していくと思います。